圧巻のリビングがお客さまを迎えるジョージアン様式の洋館　中札内村 Aさま

ジョージアン様式の外観が、十勝の大空に映えるA邸。上げ下げ窓やレンガタイルを採用した洋館は、外からでも室内の広さを感じさせる重厚な佇まいです。若い頃から輸入住宅に憧れていたAさまは、とかち工房が手がけたクラシックスタイルの洋館との出合いを機に新築を決めてくださいました。

アールに縁取った大理石が美しい玄関。壁を目隠しにして、家族6人のシューズクロークを備えました。

高さ６mの吹き抜けと薪ストーブが印象的なメインホールは、訪れた人が圧倒されるほどの広さです。応接室とダイニングキッチンをつなぐ、A邸のシンボルともいえる空間に仕上がりました。

天井部分まで窓を配したメインホールは、光が注ぐ大空間です。

吹き抜けを彩る階段のバラスター（手摺子）は、白色で軽やかに。

応接室は、壁の造作収納を左右対称に配したジョージアンスタイルです。折り上げ天井の陰影もきれいです。

勾配天井がかわいらしい家族用のセカンドリビング。

セカンドリビングとダイニングキッチンは、ゆるやかにつながっています。キッチンのシンク前の壁に開口部を設け、リビングの家族とコミュニケーションがとれるように。

造作で大収納を実現したキッチンは、大理石を用いた作業台を囲むスタイルを採用。

白を基調にした洗面脱衣室は、造作収納のデザインも素敵です。

メインリビングにある薪ストーブの暖気は吹き抜けによって、2階にも届きます。

ロフトとクローゼットを備えた子ども部屋。窓の格子や手すりの造作が、かわいらしいアクセントになりました。

応接室とつながる和室は、客間と仏間を兼ねています。畳を用いても、洋館に馴染むようすっきりとしたデザインで。

「お客さまを招く集いの空間を備えた、本格的な洋館を造りたかった」というAさま。ゆったりとしたおもてなしのスペースと、家族が日常的に使う居心地のよいスペースをゆるやかにつなげた、豪華で温かみのある洋館に仕上がりました。