Works施工事例

家族団らんの中心は吹き抜けの薪ストーブ 帯広市 Iさま

道外ご出身のIさまは、転勤を機に帯広に来られました。3人のお子さまの進学のことを考え、これまで住んでいた借家と同じ学区内で土地を探し、住まいを新築されました。

レンガと造作の木製フェンスが、冬でも温もりを感じさせるアプローチ。スウェーデン製の玄関扉も、雪景色がよく似合います。

玄関横には、土間続きにシューズクロークを備えました。

吹き抜けのLDKの主役は薪ストーブです。1、2階を貫く煙突により、家全体がやわらかな温もりに包まれます。

冬でも緑を飾りたいという奥さまのご希望によって、開口部にキャットウォークを付けました。光が注ぐので、冬でも観葉植物が元気に育ちます。木を豊富に使った空間に、緑がよく映えます。

柱や手すりに使ったブルーが、空間を引き締めるアクセントになっています。

耳が付いたニレの一枚板のカウンターはとかち工房のオリジナル。ここで晩酌するのが、Iさまのお気に入りです。

キッチンの面材で採用したTOTOのブルーを、家全体のアクセントカラーにしています。

リビング横にある多目的な和室は、リビングから一段上げた造りに。縁側のように腰掛けたり、床下収納としても活用しています。

河畔林に面した寝室は、勾配天井が山小屋のような雰囲気を醸します。季節の移ろいを毎日感じられる、素敵な部屋になりました。

お子さま一人ひとりに、ロフト付きの部屋があります。ロフト部分だけ仕切りを付けず、互いの部屋を行き来できる造りになっています。

吹き抜けからつながる2階のフリースペースには、造作の本棚を付けました。I邸は、家のいたるところに、居心地のよい読書スペースを配しています。

Iさまにご依頼いただいたきっかけは、かつて住んでいた借家がとかち工房の設計だったご縁から。キャンプが好きなご家族は、炎を楽しむ暮らしがご希望だったので、家の中心に薪ストーブを置き、パイン材やナラ材を豊富に使った、木の温もり溢れる家をご提案しました。ナチュラルな空間に鮮やかなブルーをポイントに使ったカジュアル・ミックスが魅力です。

築3年後、Iさまには嬉しいコメントをいただいています。

Iさま「3回目の冬を迎え、年末の大掃除の時に改めて隅々までよく見てみると、なかなかのいい味が出てきています。木の色合いがとても落ち着いてきました。

社長さんの仰った通り、旅行しても実家に帰っても、家に帰りたいなぁ…と思ってしまいます。本当に居心地のいい家です。改めてありがとうございます。

主人の小さな書斎も秘密の部屋みたいで人気です。パントリーも私だけの秘密の部屋で大好きです。

キャットウォークからはツタが垂れ下がり段々理想に近づいていますがまだまだ発展の余地有りです。犬を飼ったのですが、床材が丈夫でほとんど傷も目立ちません。

色々キリがありませんが、我が家が一番!です。大切にしよ、と気が引き締まりました」。