レトロな意匠を散りばめたレンガ壁の平屋 帯広市 Aさま
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-37-1024x684.jpg)
ありがたいことに、Aさまのお住まいをとかち工房で担当させていただいたのは2回目です。かつて手がけた2世帯住宅の次に新築するのは、これからの人生を楽しむための住まい。設計はすべてお任せくださり、寄棟造りの平屋が完成しました。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-31-1024x684.jpg)
ドーム型の吹上げ天井で開放的な玄関。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-51-684x1024.jpg)
玄関を彩るのは、十勝の季節を描いたステンドグラス。後藤社長がデザインした特注品です。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-04-684x1024.jpg)
ドーム天井は、マツ材を用いて印象的なあしらいを施しました。間接照明や、シャンデリアが美しいリビングダイニングを彩ります。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-05-1024x684.jpg)
ドレープが美しい外国製のシルクカーテンが、昼夜でリビングダイニングの表情を変えてくれます。造作したテレビ台も美しいアイテムになりました。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-13-1024x684.jpg)
対面キッチンは、メーカー規格品に面材をプラスして、造作収納のデザインと統一感を持たせました。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-69-684x1024.jpg)
ホワイトを基調にしたキッチンは、ダイニング側にも収納が付いています。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-18-1024x684.jpg)
シンクの背面にも、容量たっぷりの収納を造作しました。外気を取り込める保冷庫を兼ねたパントリーもあり、生活感のあるアイテムもスッキリと収納できます。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-03-1024x684.jpg)
洗面台は、ライトを備えた大きな鏡を採用しました。大胆な花柄のクロスが、白い造作家具を引き立てます。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-17-684x1024.jpg)
ウォールナット系の色味で統一した、リビング横の洋室。天井を幻想的に彩る、照明の影も素敵です。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-64-684x1024.jpg)
寝室から繋がる書斎を兼ねたサンルームは、窓に囲まれた明るい空間になりました。格子を造作して、既成の木製サッシを洋館のデザインに馴染ませました。
![](https://tokachi-kobo.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/32574-01-53-684x1024.jpg)
リビングには、お仏壇のスペースも確保しています。扉で閉めることも、扉を中にしまうこともできる機能的な造りです。
家づくりのコンセプトは、「大正から昭和初期に、欧州で建築を学んだ日本人の設計士が建てた家」です。水回り以外は、各部屋の用途によって家具を造作し、扉や腰壁などに施した意匠もすべて、職人の手仕事によるものです。お任せくださったAさまのご依頼と、細部まで妥協しないチーム力によって、美しさに溢れる一棟が生まれました。