小上がりでくつろぐ大正モダンの家　帯広市 Hさま

無垢材を使った和テイストの住まいを実現するため、木を生かした家づくりが得意な工務店を探していた帯広市のHさまは、とかち工房のホームページで見た正統派の和風空間を備えた事例が気に入られ、新築の依頼をいただくことになりました。

外観はクリーム色の塗り壁に羽目板をあしらった大正時代の邸宅風。和のデザインとも相性の良い木製サッシを使用しています。

木で造った外物置と薪置き場に囲まれたレンガ敷きのお庭がお子さまたちの遊び場。

通りから庭と玄関廻りが見えないように、アプローチの横に屋根付きのカーポートを配置して目隠ししています。

熟練の職人による造作の家具・建具を採用した1階・リビング。

旭川家具のソファの前に置かれたテーブルは自然な曲がりを生かしたトチの1枚板を使っています。フローリングは無垢のウォルナット材です。

レンガと天然石で仕上げた薪ストーブ廻り。ストーブはＨさまが新築前から専門店に足を運び、炎が美しく、和モダンな空間に馴染むものを選びました。 ご主人「薪ストーブの家を多く手がけていることも、とかち工房さんを選んだ決め手の1つ。木材資源が豊富な十勝は薪が手に入りやすく、光熱費を節約できます」。

キッチンに直結したダイニングは奥さまのご希望で小上がり風に。リビング側には床の段差を利用した引き出し式の収納があります。

堀りごたつの座卓はケヤキの1枚板で製作しました。窓際には家族みんなで使うスタディコーナーも造作しています。

釣りがお好きなご主人のルアー工房。作業用のカウンターには杉の1枚板を用いています。 ご主人「ルアーづくりや好きな音楽を楽しみながら、冬の夜をのんびり過ごしています」。