Works施工事例

ブリックタイルの塔屋がある店舗併設住宅 音更町 Yさま

帯広市内で美容室を経営していたYさまは、音更町に店舗併設の自宅を新築されました。とかち工房とのご縁は、美容室に来店されていたお客さまのご紹介です。ブリックタイルが印象的な塔屋部分が店舗スペースになっており、お客さまの出入り口を公道側に設けています。

店舗の反対側に自宅用の玄関を備え、仕事場とプライベートゾーンを分けました。

店舗には吹き抜けを採用しました。お客さまがリラックスできるように、席の間隔もゆったりと配置しています。

お客さまが向かい合って座っても視線が気にならないように、鏡を間仕切りにしています。

インテリアは無垢のウォールナット材とクリームを基調にまとめました。

シャンプー・ブースはあえて天井高を下げ、壁で囲って落ち着きのある空間に。

美容室の入口にあるカウンターや階段の手すりも、パインの集成材で造作しています。

こちらは居住スペース。10面の窓を大胆にあしらったリビングは、ナラの無垢材を使った床が軽やかな印象です。仕事場を併設しているからこそ、オンとオフの切り替えができるように、店舗と自宅の色合いを分けました。

高さ7mを超える吹き抜けは、この上ない開放感です。屋根なり天井を効果的に使い、広さがいっそう増して感じられます。小上がりの和室に腰掛けると、まるで縁側のような気分に。

広々としたキッチンは、造作収納カウンター付き。収納力に加え、作業スペースがたっぷりあるので、「使いやすい」と奥さまにも好評です。キッチンは、洗濯室兼用のユーティリティーへと続いています。

吹き抜けに面した2階の階段ホールは、書棚を設けたライブラリー・スペースです。

「寝る前に1階ユーティリティーへ下りずに支度したい」という奥さまのご要望で、寝室がある2階にも洗面台を設けました。

店舗はウォールナット材とクリーム色を基調にしたクラシックスタイル。自宅はナラ・パイン材と白を基調にしたナチュラルスタイル。仕事とプライベートの時間を、デザインと色で視覚的に分けた店舗兼住宅になりました。